【Shopify × ネクストエンジン】販売チャネル名に要注意!注文取り込みの見落としを防ぐFlow活用術

はじめに:販売チャネル名によっては注文が取り込めない?
ネクストエンジンとShopifyをスムーズに連携させるには、販売チャネル名の扱いにちょっとした工夫が必要です。
販売チャネル名の種類によっては、自動で注文が取り込めないケースがあります(例:Shopify POSなど)。
そのため、事前にチャネルごとの取り込み可否を確認しておくことで、予期せぬ取りこぼしを防ぐことができます!
▶詳しくは公式マニュアルへ
問題:チャネル名が原因で注文取り込みに失敗するケース
Shopifyでは、注文に「販売チャネル名(channelName)」という情報が付与されます。
しかし、ネクストエンジン側で自動取り込み対象外のチャネル名であった場合、注文が取り込まれず、気づかないまま放置してしまう可能性も…。
そこで今回は、Shopify Flow を使って、オンラインストア以外からの注文を即座に通知する方法をご紹介します!
Shopify Flowを使って、チャネル名を監視&通知する方法
ステップ①:Flowアプリを開いて新しいワークフローを作成
- Shopify管理画面 →「Flow」→「ワークフローを作成」を選択します。
ステップ②:トリガーに「Order created」を設定
- 「トリガーを作成」を選択します。
- 画面右側の「トリガーを選択する」リストから、「Shopify」>「Order created」を選択します。
👉この設定で、「注文が作成された時」に発火するトリガーが作成されました◎
ステップ③:条件分岐でチャネル名が「オンラインストア」以外かをチェック
- トリガーの下にある「+」ボタンから「条件」を追加します。
- 「変数を追加」ボタンを選択します。
- 「channelName」で検索し、該当の変数を選択します。
-
「次のものと一致する」と記載したプルダウンを選択し、「次のものと一致しない」に変更します。
- 「ChannelName」に「オンラインストア」と入力します。
これで「オンラインストア以外からの注文か?」という条件ができました!
ステップ④:「オンラインストア以外」だった場合に通知メールを送る
- 「確認…」ブロック右下にある「+」ボタン(その場合)から、「アクション」を選択します。
- 「Flow」>「Send internal email」を選択します。
- Email address欄 には、通知メールを送信する方のメールアドレスを記載します。
- Subject欄 には、通知メールのタイトルを記載します。
- Message欄 には、通知メールの本文を記載します。
補足:変数を活用して通知内容を充実させる
通知メール文には、注文(order)や店舗(shop)に関する情報を差し込むことができます。添付例では以下の情報を記載しています:
- {{order.createdAt}} :注文が作成日時
- {{order.id}} :注文のユニークID(管理画面上での注文検索に便利)
- {{order.channelInformation.channelDefinition.channelName}}: 販売チャネル名
※上記は、通知メールのSubject欄やMessage欄に直接入力するか、各欄右下の「変数を追加する」ボタンから挿入可能です。用途に応じて内容をご調整ください◎
その他、変数の詳細は以下をご参照下さい👇
▶ Order
▶ Shop
📝おわりに:Flowで「うっかり取りこぼし」をゼロに!
今回のFlowを設定することで、ネクストエンジンに自動連携されない注文でも、すぐに気づいて手動対応が可能になります◎
複数チャネルでの販売が当たり前になってきた今こそ、Shopify Flowでの自動監視&通知が安心を生み出します。
見落としゼロの運用体制を目指して、ぜひ活用してみてくださいね!

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